【ベースランニングを速く走る】走り方のコツ3選&練習3ステップ

ベースランニングで速く走るコツを知りたい
・具体的な練習方法が知りたい
・踏み足はどっちがいい?

今回の記事では、こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ベースランニング走り方のコツ3選
  • おすすめの練習3ステップ
  • 70以上のチーム指導でわかった現状
  • コーナリングを習得するにあたっての落とし穴

2塁打が3塁打に
2塁からホームへ!
走塁で相手チームを崩す

これまで届かなかったベースへ積極的にチャレンジする

そんな人、景色が増えることを願い
70以上の野球チームへの指導経験も交えてお伝えします。

山中 昇

野球選手への走り方指導に特化した専門会社
株式会社 走研究所』の代表取締役

野球チームへの走り指導経験が70チーム以上
総勢1,000人を超える野球選手への走り方指導
100m走の自己ベストは10秒台の元陸上短距離選手

目次

ベースランニングの走り方のコツ3選

ベースランニングにおける、”走り方”のコツを3つに絞りました。

・重心(体重)を内側に傾ける
・リズムアップ
・左肩が前に出るように走る

順番に解説していきます。

重心(体重)を内側に傾ける


通常、コーナリングでは円の中心に重心を傾けます。

ベースランニング時は、ピッチャーマウンド方向に重心を傾けるイメージを持ちましょう。

真横でなく、斜め後方くらいのイメージになりますね。

この時に注意したいのは、頭だけ傾けてしまわないようにすることです。

これでは遠心力に負けて、外側に膨らみます。

重心を傾けた”結果”、頭から足まで一直線の軸ができます。

リズムアップ


通常、コーナリングではリズム(ピッチ)が速くなります。

直線を走る時よりも、ベース前後ではリズムを速くして走り抜けましょう。

必然的に腕の振りも速くコンパクトになります。

ピッチが遅く、接地時間(地面に足が着いている時間)が長くなると

遠心力に負けて、減速または外側に膨らみます。

左肩が前に出るように走る

ベースタッチの瞬間および直後で、”左肩が前方に”位置されることが大切です。

わかりやすいイメージは、自転車で速いスピードで左折する時。

引用元:コーナリングの妙技で走り抜け ブラウンが制覇 新春ロード・チャンピオンレース – 琉球新報デジタル (ryukyushimpo.jp)

無意識に左が前に出ているはずです。

右ハンドルを前方に持ってこようとするのを想像してみてください。

遠心力に負けて、外側に膨らんでしまいそうですね。

意外にも走る時には、見落としがちな要素です。

・重心(体重)を内側に傾ける
・リズムアップ
・左肩が前に出るように走る

おすすめの練習3ステップ

ベースランニングの走り方のコツを理解したうえで

おすすめの練習を3ステップで紹介します。

STEP

その場で重心確認

2人組で、重心の移動をその場で確認する練習です。

頭からくるぶしまで一直線のまま、前後左右に倒れます。

重心が移動するのを確認します。

『怖い!』と感じる人や、思わず足を出してしまう人、
自分はこのスキルが苦手だと知っておきましょう。

STEP

その場で足踏み

コーナリングをイメージしやすい練習です。

・身体を傾ける

・左肩が前方に

を身体に染み込ませましょう。

意外と難しいはずです。

基礎からコツコツとおこないましょう。

STEP

べーランとコーナリングを分けて練習する

まずはベースなしで、前述したコツを意識して走ることがおすすめ。

白線やコーンなどで、コーナーをつくっていくと良いでしょう。

直径5~10mほどの円を描いて、ぐるぐる回るサークル走をおこなうのも有効ですね。

こちらは選手やチームの状況に応じて円のサイズを考えると良いでしょう。

STEP

実践練習

各チームがおこなう実践練習に落とし込みましょう。

70以上のチーム指導でわかった現状

現場指導の中でわかったことを共有します。

タイム計測でわかったこと


コンマ1秒も正確に測れる光電管タイマーを用い、実際にベースランニングのタイム計測をしていきました。

結果
直角コーナリングを狙うと結局遅くなる
・踏み足の左右を意識しすぎると減速し、遅くなる
・直線よりもタイムの増減が激しい
 →ベースランニングのスキルがいかに大切か痛感

コーナリングが熟練されてきたら、このあたりのデータも変わってくる可能性もあるかもしれません。

踏み足は右?左?


こちらについては、諸説ありますね。尽きない議論です。

コーナリングの原理だけを考えると、左足の方が効率的です。

しかし、前述した通り、意識をしすぎるとタイムが遅くなったという現状もあります。

熟練された方なら、毎回同じ踏み足も可能かもしれません。

歩数など型をつくっていくのであれば、

左足を基本に練習を重ねる方が効率的な動作にはなっていきます。

しかし、左足で踏んだ後に切り返すのは、身体をひねる可動域が必要です。

答えはありませんので、個々にあった方法を研究していってください。

危険な声かけ

「頭を内側に」という声かけがよくあります。

しかし、重心は傾けずに頭や上半身だけ内側
こうなってしまうケースがあります。

本質的ではありませんね。

「頭を内側に!」を意識した”結果”重心が崩れるのなら良いと思います。

重心移動が苦手な人は、この声かけは逆効果になるケースが多いです。

コーナリングを習得するにあたっての落とし穴

走りの基本がしっかりとしていないと、コーナリングも苦手という話をします。

コーナリングが『苦手な人』の走り方の特徴

・走りの姿勢が悪い
・地面を引っかいて足が流れる走り
・接地時間が長い走り
・がに股走り

コーナリングが『得意な人』の走り方の特徴

・良い姿勢での走り
・スムーズな重心移動で走れる
・リラックスした走り
・接地時間が短い走り

これらの深掘りした記事は、今後書いていきます。

コーナリング以前に大切なことがあるということです。

よく、最初の指導で「コーナリングを教えて欲しい」という声をいただきますが

まずは走りの基礎。

その後発展させてコーナリングがベターです。

おわりに

必要なスキルを理解し、継続して取り組むことが一番です。

時間をかけ、身体にコーナリングに必要なスキルを染み込ませれば

自ずとベースランニングのスキルも上がるはずです。

コツコツと取り組み、これまで諦めていたベースへ積極的にチャレンジしましょう!

走研究所では、ベースランニングを速く走るための指導もおこなっております。

指導依頼は、

・HPのお問い合わせ

・公式LINE

・各種SNSよりDM

などからしていただけます。

公式HPは↓

参考文献

・鈴木尚広(2017).鈴木尚広の走塁バイブル.ベースボールマガジン社
・青栁博文、葛原毅(2016).健大高崎式驚異の走塁技術&トレーニング.ベースボールマガジン社
・高島誠(2023).革新的守備・走塁パフォーマンス.日本文芸社
・小山裕史(2004).「奇跡」のトレーニング 初動負荷理論が「世界」を変える.講談社
・小山裕史(1999)初動負荷理論による野球トレーニング革命.ベースボールマガジン社
・トム・テレツ(監訳:森長正樹).スプリントの技術と科学
・今若太郎、谷中拓哉、角田直也.野球の2塁走疾走時間を短縮するためのステップ長およびステップ頻度.研究論文
・為末大(2007)走りの極意.ベースボール・マガジン社

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