【野球選手向け】野球選手と陸上選手の”走り方”の違い

野球陸上の走り方の違いは?
・野球選手はどのように走りを学べばいいの?

今回の記事では、こういった疑問に答えます。

~本記事の内容

野球界における走り込みのリアル
走り込みの良し悪しは、”走り方”が決める
走り込みのメリット、デメリット
おすすめの走り込みメニューを1つに厳選

野球と陸上の走り方は違うの?

違います。私は、野球と陸上の走り指導法を分けています。

野球のパフォーマンスアップのための走りを学びましょう。

山中 昇

野球選手への走り方指導に特化した専門会社
株式会社 走研究所』の代表取締役

野球チームへの走り指導経験が70チーム以上
総勢1,000人を超える野球選手への走り方指導
100m走の自己ベストは10秒台の元陸上短距離選手

目次

【危険】陸上選手の走りをマネするデメリット4つ

デメリットを知ることで、「野球と陸上の走りは違うの?」をヒモ解いていきます。

マネをするデメリット4つ

以下の通りです

1.止まりにくくなる、方向転換しにくくなる

2.多方向への走りに向かない

3.走り”ながら”守備がしにくい

4.投打とマッチしない

それぞれ詳しく見ていきます。

止まりにくくなる、方向転換しにくくなる


理由陸上の走りは腰が高く、重心の上下動が起こりやすいため

陸上選手が球技をしている時に「キュッ」と止まる姿をあまり見ませんよね。

多方向への走りに向かない

理由陸上の走りは3次元の動きが少ない。簡単にいうと、ひねる動作が少ない。

陸上選手は一つのレーンを走ることに特化しています。

走り”ながら”守備がしにくい

以下の走りの意識、守備をしながらできますか?

腕を大きく使って走る!
膝をしっかりと上げて走る!
地面をしっかりと蹴って走る!

難しいと思います。走りと捕球動作がぶつ切りになりますね。

この一連の流れをスムーズにおこなうために、手足が自由に動く、力感の少ない走りにしたい。

投打とマッチしない

以下のような投打の動作が、陸上の走りとマッチしません

打つ際、テイクバックで股関節に乗る
特に投球後、大きく股関節が回旋する

『走・攻・守』を分けて考えず

”身体動作”という一つの視点でマッチングさせます。

ただ速く走りたいだけなら、陸上の走りでも問題ありません。

そして、これらデメリット4つをカバーする走りは”存在します。”

必ず知っておきたい話

野球と陸上では、『求められる走りの局面』が違います。

以下のグラフは、陸上100m走のスピード曲線です。

もちろん個人差はありますが、だいたいの選手がこういったスピード変化です。

  • 0~30m 一気に加速
  • 30~50mゆるやかに加速
  • 50~80mスピードが一定
  • 80m~ 減速

100m走を走るうえでは、全てのスキルが必要ですが、野球ではどうでしょうか。

言うまでもなく、重要なのは”一気に加速するスキル”です。

ベースランニングやスライディング時には、一瞬、中間疾走局面の重心の使い方をしますが

ほとんどは一気に加速するスキルが求められますね。

野球選手が目指したい走り4要素


前述のデメリットを踏まえ、野球選手が目指したい走りは

初速の速い走り
上下動の少ない走り
回旋動作を活用した走り
力感の少ない走り

ただ単に速く走りたいのか

野球のパフォーマンスアップのための走りを目指すのか

ここは大きな分岐点です。

走研究所の走り方メソッドは、もちろん後者です。

【実践】具体的にどうすべきか

具体的には、以下の4つを習得していきます。

重心を崩すスキルを身に付ける
姿勢を整える
可動域を広げる
回旋動作を走りに取り入れる

難しいですね。

こちらは今後、もっと具体的な練習方法などの記事を書き進めます↓

いますぐ知りたい方は、直接指導を受けてください。それが一番手っ取り早いです。

60以上のチーム指導でわかった野球界の現状

前述のスピード曲線について理解している人は5%以下

まずは、どのスキルが必要か整理することかが始まりです。

情報があふれる現代…

全てのスキルが、ごちゃ混ぜの情報たちに惑わされている選手が溢れています。

ネットにあふれる陸上選手の練習に半信半疑

やはり「野球と陸上の走りは違うのでは?」と

半信半疑でネットで調べたトレーニングをしている人がとても多いです。

この歴史は昭和から続いています。

そろそろ解決していきましょう。

おわりに

ただ単に速く走る方法は、すでに飽和状態です。

野球のパフォーマンスにつながる走りをまっすぐに追求しましょう。

参考文献
・為末大(2007).日本人の足を速くする.新潮社
・小山裕史(2004).「奇跡」のトレーニング 初動負荷理論が「世界」を変える.講談社
・小山裕史(1999)初動負荷理論による野球トレーニング革命.ベースボールマガジン社
・トム・テレツ(監訳:森長正樹).スプリントの技術と科学

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