守備が上達するためにはどのような練習方法が良いのか、選手や指導者の中にも悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。野球の試合では、得点力だけでなく守備力が高いことも重要です。
守備力の強化を図るための練習の1つにノックがあります。ノックを受けることで、守備の基本的な流れを学べます。
この記事では、ノックの種類や打ち方のコツについて詳しく解説します。チームの守備力強化のために、ぜひ参考にしてみてください。
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野球はランナーがホームに帰還することで得点となります。そのため、ランナーの動きが得点に直結していると言っても過言ではありません。ただ、走塁といってもどのような指導が正しいのかわかっていない指導者も多いです。
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野球におけるノックとは?
ノックとは、野球の守備練習の1つです。ここでは、「ノックとは何か」「なぜノックが必要なのか」などについて解説します。
ノックとは
ノックとは、ノッカーが打ったボールを受け処理をする、守備の基本的な練習方法です。ゴロやフライなどをキャッチしてから処理するまでの、一連の流れを身につけられます。
実際にバットで打った球を受けるため、バウンドの仕方やボールの飛び方など、実践に近い練習ができるのがメリットです。少年野球やプロ野球選手など、年齢やキャリアを問わず野球プレイヤーならば必ずといっていいほど取り組んだことがあるでしょう。
ノッカーは、コーチや監督などが務めることが多いですが、守備が上手いチームには、技術力のあるノッカーがいることが多いです。
ノックの重要性
ノックの練習をすることで、以下に挙げたようなメリットがあります。
- 打球感覚の向上
- 試合感覚の向上
- 守備力の向上
それぞれ詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
打球感覚の向上
守備練習にノックを取り入れることで、打球感覚の向上につながります。バットで打ったボールは、ゴロやフライ、ライナーやイレギュラーバウンドなど状況によって異なる動きをするため、それに対応する感覚を養うことができるでしょう。
日頃から、さまざまな状況に合わせたノックを受けることで、試合中のエラーを防げます。打球感覚の向上をさせるためにも、ノックによる守備練習は欠かせません。
試合感覚の向上
守備練習でノックをするメリットは、試合感覚を養える点です。ノックによる練習方法の1つとして、複数の選手に次々と打ち分けるシートノックがあります。
誰が取るのか声を掛け合うことで試合中の声かけの練習につながり、声かけ不足による守備エラーを防げます。また、ダブルプレイやバックフォームなど、キャッチしてからの1連の動作を確認するのにおすすめです。
ノックをすることで、試合感覚の向上につながります。
守備力の向上
ノックは守備力を向上させるために、とても大切な練習方法です。ボールをキャッチしてから送球までの一連の流れを練習できます。
単に飛んできたボールをキャッチして処理するだけでは、ノックをする意味がありません。打球をどこでキャッチすれば送球までの動作を早くできるかなど、一球一球意識することで格段に守備力を向上させられます。
自分の守備の課題を把握しつつ、守備力を向上させるためにもノックを意識して受けてみてください。
ノックの種類
ノックの練習方法には、以下のような種類があります
- シートノック
- 内野ノック
- 外野ノック
- 連続ノック
- アメリカンノック
それぞれ詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
シートノック
シートノックは、全てのポジションに選手が守備につき、実践さながらにノックを受ける練習方法です。
ウオーミングアップのために行われることが多いですが、ダブルプレーやバックフォームの流れを確認するのにもおすすめです。また、声かけの練習にもなり、連係やカバーの能力向上にも期待ができます。
実践向きの練習で、チーム力を向上させ守備エラーが起こる確率を下げることが可能です。
内野ノック
内野ノックは、ファーストやセカンド、サード、キャッチャーなど内野手が参加するノックです。試合状況の対策に併せて、ピッチャーが参加することもあります。
内野手によるボール回し、ゴロ捕球から1塁への送球、ダブルプレー、バックホームへの送球、キャッチャーフライの順に行われるのが一般的です。多くの場合、サードから時計回りにノックを受けます。
ゴロの場合などは、イレギュラーなバウンドを起こしやすいため、プロの選手であってもさばくのが難しいです。そのため、内野ノックはミスが起きやすい内野手の練習としてとても重要です。
外野ノック
外野ノックは、フライやライナーの捕球練習がメインであり、レフト、センター、ライトなどの外野手が参加します。練習では、捕球してからセカンドやサードへの送球や、バックホームの練習なども行われます。
試合会場ごとの照明による見え方や、風が吹いている場合の打球の飛び方を意識して練習することがポイントです。目の前に落下したボールや、フェンスに当たったボールに対する、捕球から送球までの練習も実践に役立ちます。
連続ノック
内野手が参加するノックには、連続ノックと呼ばれるものがあります。少人数に向けて、ひたすら連続でボールを打つのが特徴です。
他のノックとは違い送球などは行わず、ボールの打球感覚や体力向上を目的としています。送球をしないためインターバルが短いのがメリットです。
ショートバウンドやゴロなどをさばくため、守備の強化につながります。野球漫画やアニメなどで、1000本ノックという言葉を聞いたこともあるのではないでしょうか。
アメリカンノック
外野手が参加するノックには、アメリカンノックと呼ばれるものがあります。
ノッカーがライトとレフトへ交互にフライを打ち分ける練習方法で、守備者はレフトからライト、ライトからレフトとボールを追いかけるため体力や脚力の強化につながります。
また、アメリカンノックはウォーミングアップに行われることもあり、その場合はポジションを問わず内野手も参加するケースが多いです。
ノックをうまく打つコツ
ノックの練習の効率を上げるには、ノッカーの技術も大切です。ノックをうまく打つには、以下に挙げたコツを参考にすると良いでしょう。
- 安定したトスを上げる
- ゴロの打ち方
- フライの打ち方
- キャッチャーフライの打ち方
それぞれ詳しく解説していきます。
安定したトスを上げる
ノックをうまく打つためのには、安定したトスをあげることが重要です。安定したトスを上げることができなければ、ボールを思ったように飛ばすこともできません。
トスを上げる手は、利き手か逆手どちらでも大丈夫です。ただし、一般的には利き手で上げた方が正確なトスを上げやすく、逆の手で上げた方がバットコントロールをしやすいといわれています。
次にトスの高さですが、ミートポイントから10cmの高さがおすすめです。打つ体制が作りやすくリズムよく打つことができるでしょう。
ゴロの打ち方
ノックでゴロをうまく打ちたい場合は、ボールの上側を打つように意識してみてください。ゴロの速度を調整したいならば、水平方向にスイングするレベルスイングか、上から下に振り下ろすダウンスイングが調整しやすいです。
ライナーに近いゴロならレベルスイング、高いバウンドのゴロを打つならダウンスイングがおすすめです。どちらも、試合でよくあるゴロなので、実践に近い練習をするために使い分けると良いでしょう。
また、トスの高さはできるだけ低くすることで、目線がずれにくくなります。
フライの打ち方
外野フライを打ちたいならば、水平方向にスイングするレベルスイングを意識してみてください。
フライならば、バットを下から上へ振りぬく方が良いと思いがちですが、アッパースイングではライナーのような弾道になってしまい、外野まで飛ばすことが難しいです。また、飛んだとしても質が悪い打球で、実践練習にはなりません。
外野にしっかりとフライを飛ばしたい場合は、トスの位置を高めにしてしっかりと振りぬくようにしてみてください。ボールはやや下側を打つように意識することをおすすめします。
キャッチャーフライの打ち方
キャッチャーフライは、ノッカーの正面に打ち上げなければいけないため、ノックの中でも難しいといわれます。コーチや監督の中でも、キャッチャーフライを打つのは苦手という方も多いのではないでしょうか。
キャッチャーフライを打つ場合、トスは顔の高さまで上げてアッパースイングをするのがおすすめです。上体をしっかりと傾け、バットコントロールだけで打たないようにしましょう。
まとめ
ノック練習は、守備力向上のために役立つ野球における基本的な練習です。
ノックを打つのが上手いノッカーがいるチームは、守備力が高いといっても過言ではないでしょう。打球の弾道や受けるポジションによって、ボールのさばき方も異なります。反復して守備練習を行うことは、守備力向上に加え野球技術向上につながるでしょう。
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