50m走の平均タイムがどれくらいなのか知っている方は、それほど多くはないと思います。しかし、自分のタイムが平均より上か下か、足は早い方なのかどうか、などと気になる方も多いでしょう。
この記事では、50m走の平均タイムを年代別に解説します。併せて50m走の日本新記録も紹介します。平均タイムと自分のタイムの差を知ることで練習意欲も高くなりやすいです。トレーニングの際の参考にもなりますので、ぜひ参考にしてください。
野球の走りを改善するなら走研究所がおすすめ
野球はランナーがホームに帰還することで得点となります。そのため、ランナーの動きが得点に直結していると言っても過言ではありません。ただ、走塁といってもどのような指導が正しいのかわかっていない指導者も多いです。
そこで、野球の走りを改善するなら走研究所がおすすめです。走研究所は、日本初の野球選手の走りに特化した専門会社です。走研究所では、個人指導、チーム指導どちらにも対応していて、ここまでの指導実績は90チーム以上、延べ指導数2000人超えです。
走研究所の走り方指導の特徴は以下のとおりです。
- 野球の走りに特化した指導メニュー
- 打つ・投げる・守るにも応用できる走りを学べる
- 受講後も継続してアドバイスを受けられる
- 「走り」について前向きに考えるきっかけになる
- 努力の方向性や考え方を学んで今後のスポーツ人生に活かせる
走研究所の走り方指導で、今後の野球のパフォーマンスが上がるだけでなく、今後のスポーツ人生にも大きな恩恵をもたらすでしょう。走研究所の走り方指導が気になるという方は、ぜひ走研究所公式HPをご覧ください。
50m走とは？
ここでは、50ｍ走について紹介します。50ｍの詳しいルールなど、基本的な情報をまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。
50m走はスポーツテストの種目の1つ
50ｍ走はスポーツテストの種目のうちの1つです。スポーツテストは小学生・中学生・高校生を対象に実施されています。種目は「立ち幅跳び」「シャトルラン」「反復横跳び」「握力」「上体起こし」「前屈」「ボール投げ」「50m走」の8項目です。
スポーツテストは、国家機関である文部科学省が国民の運動能力や体力を調査するために昭和39年から始まりました。正式名称は新体力テストです。平成11年度より新体力テストは現状に合わせた内容になり、50ｍ走は平成11年度以降のスポーツテストでも種目の1つに入っています。
50m走のルール
ここでは、50ｍ走のルールを解説します。
基本的には、スタートラインからゴールラインまで走り切る競技です。50ｍ走を走るための準備は、スタートとゴールのラインを5cm幅の線をラインパウダーで引き、1レーン125cm幅で区切った50ｍ真っすぐのコースを作って完成です。
タイムの計測方法は、スタートラインの後ろから走り始め、ゴールラインを体の胴の部分が通過した瞬間までを測ります。小学生の50m走のスタートの方法はスタンディングスタートです。1回のみの測定で1/10秒未満は切り上げて計測するのが基本です。また、走る際のスパイク類の使用は禁止されています。
50m 走平均タイム全国平均
ここでは、50ｍ走の全国の平均タイムを紹介します。小学生・中学生・高校生、それぞれの平均タイムを紹介します。男子・女子ごとにまとめてあるので、参考にしてみてください。
小学生男子
小学生男子の50ｍ走の全国平均を学年ごとに紹介します。それぞれを以下の表にまとめました。
| 学年 | 全国平均タイム（秒） |
| 小学1年生（6歳） | 11.43 |
| 小学2年生（7歳） | 10.65 |
| 小学3年生（8歳） | 10.12 |
| 小学4年生（9歳） | 9.7 |
| 小学5年生（10歳） | 9.34 |
| 小学6年生（11歳） | 8.85 |
小学1年生男子の全国平均タイムは、11.43秒で学年が上がるにつれて秒数は短くなります。6年生では8.85秒で、1年生から比べると3秒近く速いタイムです。小学生は体の成長も著しい時期であるため、体力や運動能力の変化が見られます。
小学生女子
小学生女子の50ｍ走の全国平均を学年ごとに紹介します。それぞれを以下の表にまとめました。
| 学年 | 全国平均タイム（秒） |
| 小学1年生（6歳） | 11.79 |
| 小学2年生（7歳） | 10.99 |
| 小学3年生（8歳） | 10.48 |
| 小学4年生（9歳） | 9.97 |
| 小学5年生（10歳） | 9.56 |
| 小学6年生（11歳） | 9.21 |
小学1年生女子の全国平均タイムは11.79秒で学年が上がるにつれて速くなっています。6年生では9.21秒で、1年生から比べると2秒ほど速いです。小学生は体の成長に伴い、体力や運動能力の向上が見られます。
中学生男子
中学生男子の50ｍ走の全国平均を学年ごとに紹介します。それぞれを以下の表にまとめました。
| 学年 | 全国平均タイム（秒） |
| 中学1年生（12歳） | 8.42 |
| 中学2年生（13歳） | 7.82 |
| 中学3年生（14歳） | 7.46 |
中学生になると小学生よりさらに速くなります。中学1年生で8.42秒、中学3年生では7.46秒と1秒ほど速いです。中学生は体も大きくなり、体力や運動能力に加えて、走る技術も向上しているからと考えられます。
中学生女子
中学生女子の50ｍ走の全国平均を学年ごとに紹介します。それぞれを以下の表にまとめました。
| 学年 | 全国平均タイム（秒） |
| 中学1年生（12歳） | 9.02 |
| 中学2年生（13歳） | 8.78 |
| 中学3年生（14歳） | 8.73 |
中学生になると、小学生よりさらに速くなる点は男子も女子も共通しています。中学1年生で9.02秒、中学3年生では8.73秒と1秒ほど速いです。中学生の女子は、体の発達時期で体力や運動能力も高くなっています。
高校生男子
高校生男子の50ｍ走の全国平均を学年ごとに紹介します。それぞれを以下の表にまとめました。
| 学年 | 全国平均タイム（秒） |
| 高校1年生（15歳） | 7.47 |
| 高校2年生（16歳） | 7.31 |
| 高校3年生（17歳） | 7.24 |
高校生男子のタイムは、1年生から3年生でそれほど大きな変化はありません。小学生や中学生のように急激な体の成長も少なくなるため、大きな変化はないようです。しかし、体力や運動能力が減るわけではありません。したがって、タイムは維持されています。
高校生女子
高校生女子の50ｍ走の全国平均を学年ごとに紹介します。それぞれを以下の表にまとめました。
| 学年 | 全国平均タイム（秒） |
| 高校1年生（15歳） | 8.95 |
| 高校2年生（16歳） | 8.89 |
| 高校3年生（17歳） | 8.89 |
高校生の女子も男子と同様で、1年生から3年生までそれほど大きな差はないようです。小学生や中学生のような急激な体の成長の変化はそれほどありません。しかし、体力や運動能力が落ちるわけではないため、タイムは維持されています。
一般成人の年代別50m走タイム平均値
ここでは、一般成人の50m走のタイムを紹介します。10代から80代までそれぞれ年代別に以下の表にまとめました。一般の50m走は測定する機会がないため、統計データではありません。あくまで目安として捉えて参考にしてください。
| 年齢 | 全国平均タイム（秒）男性 | 全国平均タイム（秒）女性 |
| 10代 | 7.43 | 9.20 |
| 20代 | 7.68 | 9.45 |
| 30代 | 7.93 | 9.70 |
| 40代 | 8.43 | 10.20 |
| 50代 | 8.68 | 10.45 |
| 60代 | 8.93 | 10.70 |
| 70代 | 9.43 | 11.2 |
| 80代 | 11.43 | 13.2 |
50m走のタイムは、学生とスポーツテストで測定する以外はあまり機会は多くありません。さらに、学生時代に比べると運動を持続的にしている方は減っています。したがって、体力低下や運動能力が低くなっていることも多いため、年齢が上がるに従いタイムが落ちています。
50m走の日本記録
ここでは、50m走の日本記録を紹介します。日本の50m走の公式記録は、男子と女子それぞれ以下のとおりです。
- 男子：5秒75
- 女子：6秒47
男子のタイムは2002年2月24日に朝原宣治選手が出した記録で、女子のタイムは1985年3月9日に小西恵美子選手が出した記録です。
2024年6月6日現在まで、男子も女子も20年以上日本記録のタイムが更新されていません。今後、運動能力が向上していき、日本記録が更新されるのが楽しみです。
小学生が運動会のリレー選手に選ばれるには
小学生が運動会のリレー選手に選ばれるにはどのような場合でしょう。運動会で盛り上がる競技のひとつであるため、リレー選手に選ばれたい小学生は多いと思います。
運動会のリレー選手の選抜方法は、学校やクラスにより異なります。しかし、一般的にスポーツテストの50m走のタイムが速ければ、リレー選手になる可能性が高いのではないでしょうか。
運動会でリレー選手になりたい場合は、まず、50m走の平均タイムを目標にしてください。リレー選手を目指すために練習を重ねることで、自己ベストのタイムを更新することをおすすめします。
まとめ
この記事では、小学1年生から80代までの50m走のタイムについてまとめました。それぞれの年代の全国平均タイムがわかりました。全国の平均タイムでは男女ともに18歳ころのタイムがピークのようです。
平均タイムより上を目指して練習を重ねることで、運動会のリレー選手に抜擢されることが期待できます。ぜひ、この記事を参考に、スポーツテストの50ｍ走のタイムを意識してみてください。
野球の走りを改善するなら走研究所がおすすめ
野球はランナーがホームに帰還することで得点となります。そのため、ランナーの動きが得点に直結していると言っても過言ではありません。ただ、走塁といってもどのような指導が正しいのかわかっていない指導者も多いです。
そこで、野球の走りを改善するなら走研究所がおすすめです。走研究所は、日本初の野球選手の走りに特化した専門会社です。走研究所では、個人指導、チーム指導どちらにも対応していて、ここまでの指導実績は90チーム以上、延べ指導数2000人超えです。
走研究所の走り方指導の特徴は以下のとおりです。
- 野球の走りに特化した指導メニュー
- 打つ・投げる・守るにも応用できる走りを学べる
- 受講後も継続してアドバイスを受けられる
- 「走り」について前向きに考えるきっかけになる
- 努力の方向性や考え方を学んで今後のスポーツ人生に活かせる
走研究所の走り方指導で、今後の野球のパフォーマンスが上がるだけでなく、今後のスポーツ人生にも大きな恩恵をもたらすでしょう。走研究所の走り方指導が気になるという方は、ぜひ走研究所公式HPをご覧ください。
LINE問い合わせはこちら